糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの量や作用が低下し、血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気です。インスリンが不足していたり作用が弱くなっていると、細胞が糖を取り込めなくなり、血液中にあるブドウ糖の濃度が高くなります。
これを高血糖といい、この状態が慢性的に続いているのが糖尿病です。

糖尿病を引き起こす要因のとして「肥満」が一番に挙げられますが、日本人は欧米人と比べ体質的に糖尿病になりやすいため、痩せている方でも糖尿病になることはよくあります。
現在、成人男性の4人に1人、成人女性の5人に1人は糖尿病もしくは糖尿病予備軍とされており、糖尿病は日本人の国民病とも呼べる病気になっています。